シングルマザー(シンママ)の方々の日常が厳しいことはよく話題となっていますが、シングルファーザー(シンパパ)の皆さんもなかなかしんどい思いをされています。
一般的に経済面から見ると、女性よりも男性の方が雇用形態や給与面での待遇はまだ良いのですが、それでも1人で子供を育てて生きていくとなれば、苦労のほどは推して知るべし。
また私が個人的に思うところですが、世間のイメージはシンママの方に優しく、シンパパはそれほどスポットを当ててもらえない…という印象を持っています。
経済的に不利であることに加え、生物学的な弱者=女性の方への判官びいきというか、か弱い女手ひとつで頑張ってる姿というのが「なんとかしてあげないと」という気持ちを生むのでしょうね。
シングルファーザーが大事に思うのは何よりも子供のこと
たった1人で、しかも男親で、子供を育てるというのはなかなかハードモードだと思います。
(もちろんシングルマザーにも女親なりの苦労はあるのは承知ですが…)
先に述べたようにお金の面ではシンママよりも好待遇のケースが多いとはいえ、家庭での子供と過ごす時間、子供が悩みや相談事を打ち明ける時の男親・女親という違い、女の子と男親という関係性などなど、はたからみていても大変だろうな…と察します。
そういった親子の関係性などについては、当サイトはそれを言及する場ではないのではしょります(失礼します!)。
シングルファーザーも1人の男。何らかの事情でいなくなってしまった前妻を引きずっていてはいつまで経っても前に進めないだろう、と思うわけです。
私の知り合いのシンパパ連中(数名おります)は、そのほとんどが、いい人がいれば再婚したいと出会いに積極的です。
そのあたりは子供の思いも大きく影響しているのだろうと思います。
本当の母の面影をちゃんと知っている子供であれば、子供自身の中でいろんなことを考え、頑張っているお父さんがいいと思うなら新しいお母さんもいいんじゃない?と言ってくれることもあるでしょう。
まだ幼くて元のママの思い出がおぼろげな子供なら、ママがいなくて寂しいと泣くこともあります。でもある日お父さんが連れてきた女の人が優しくしてくれたなら、心からなついてくれることもきっとあると思います。
子供の思いを大事にした上で、新しい出会い、新しい恋愛を探してみるのは、きっと家族ともども幸せな方向へ進むことになるのです。
シングルファーザーの恋愛事情はどうなっているのか
おそらくバツイチ子持ちの男性にとって恋愛・再婚の対象となるのは、独身だった頃のように自由な恋愛観で選ぶような人ではありません。
男性側から一方的に思いを寄せるということではなく、これからの家族全員の生活を総合的に見極めて、それに適応できる女性になってくるのです。
つまりは、同じようなケースを経験している女性(バツあり同士)や、今の子供にも愛情を注いでくれる女性ということになります。
そういう女性とどこで出会うのかとなると、シチュエーションは限られてきます。
一つは、子供を介して知り合うパターン。
たとえば幼稚園・保育園の送迎や催しなどで一緒になるママたちの中には、シンママの方もいる可能性はあります。
言い方はわるいかもしれないですが、同じ痛みを知る者同士の共感から、近しい関係になることもあるでしょう。
しかし、この場合は元々出会いを目的として行動しているわけではないので、うまくいくとしても相当遠回りになることが多いです。
もう一つは、バツあり同士のパーティやイベントなどの婚活に参加することです。
これも、そういった催しが行われるのは都市部近郊など限られた地域であることがほとんどで、なかなか皆がカジュアルに参加できるわけではありません。
世間にシンパパ・シンママは増えてきているとはいえ、それに比例してイベントに参加する積極的な層が増加しているわけでもないでしょう。
下手をすると、何度か参加しても同じ顔ぶればかりが集まってしまうことも。
何よりも、仕事をしっかりこなし、家事も子育ても頑張っている毎日の中では、婚活や恋愛に時間を割くことも厳しいのは言うまでもありません。
家族の幸せにつながることとはいえ、日々の生活とどう折り合いをつけるかが課題になってきます。
時間を効率的に使った出会い・婚活ならネットが最適
もう一つの現実的な方法としては、ネットを使って出会いを探すことです。
スマホを通して婚活サイトなどを利用する人はひじょうに増えていますし、シンパパ・シンママでも空いた時間をうまく使えるので利用しやすい。
そんな中、出会いの方法として最適なのは、婚活サイトよりも大手の出会い系サイトです。
なぜなら、婚活サイトに登録する人は相手に対する「条件」をひじょうに高く設定している人が多く、シンパパ・シンママの場合は最初の条件検索(結婚歴あり)で嫌が応にも振り落とされてしまうからです。
またバツあり同士の婚活サービスも中にはありますが、絶対的な登録人数の少なさ(=良い出会いの少なさ)や、相手の方も大きな負担を抱えている家庭事情もあって、なかなか幸せなカップリングが実現しにくい状況なのです。
一方で現代の出会い系サイトは、ひと昔前のようないかがわしいイメージや、何か怪しい危険な場所であるといった印象からは脱却しています。
そこには様々な形の出会いがあり、多くの人が、もっとカジュアルに、もっと気軽に、かつ真摯なまなざしで、出会い系を活用しているのです。
よく知らない人からすれば、ただセックスだけが目的の人、結婚詐欺師や遊び人のような悪い人、そんな人ばかりが登録してそう…
確かにそういった存在も「出会い系全体」にはまだ存在します。
(特に、男性無料をうたっている出会い系は、質的にあまり良くない男性会員が集まる傾向があります)
しかし、長期にわたってとても良心的で健全な運営を行っており、幸せな出会いや結婚を数多く生み出している出会い系サービスもちゃんとあるのです。
大事なのは、そういった本当に良質な出会い系を選ぶこと。
長い運営歴があり、会員サービスが充実している出会い系であれば、真剣に出会いを探している人も大勢活動しています。
ここだけの話、男なら性欲を発散することも大事な日課です。
極論ですが、そのために出会い系を利用することもアリだと思います。
真剣に再婚相手を探すことと、セックスを目的とした出会いの両立、それが可能なのが出会い系です。
婚活サイトではそんなことできません。
親として、そして男として、家族と自分自身をともに大切にできる出会いの形は、きっと見つかることでしょう。
実際に、多くのシンパパがそれを実践しているのですから。