・東京都/会社員/37歳
・独身。結婚願望なし
・ピンサロなど安い風俗通いが趣味
・理想のタイプ:深田恭子、風間ゆみ
・誰似:サッカー長友
・出会い系は試しにやってみた
37歳にもなると独身・彼女なしの寂しさを「つらい…」と思うこともそんなになくなってくる。
週末に予定がなくても、ダラダラと昼過ぎに起きて、ネットでエロ動画を見ていれば1日なんてすぐ終わる。
だいたいクソ忙しい平日に疲れまくってるのに、休みの日に予定入れるとかアホかと。
金さえあれば、1日じゅう寝ていたい。寝て食って風俗行って、いい車乗って酒飲んで過ごしたい。
でも金ないし、嫌な会社でも反吐がでるような仕事でも行くし、そんで疲れ果てて帰ってくるだけ。
寂しいなんて考えるだけムダ。
結婚したいとか全然思わない。
負け惜しみなんかじゃねーよ。
孤独な独身アラフォーのとある休日
最近はスマホゲームのガチャに課金しすぎ。
ただのデータに何やってんだ俺は。
いい年のおっさんがやることじゃないと、わかっちゃいるけどやめられない。
でも今日は課金直前に必死で踏みとどまった。
つまり、1万得したようなものだ。
俺はその金で久しぶりにピンサロに行くんだ。
寂しさを紛らす対処法。こんなのしか考えられない自分だけど、しゃーないわ。
ピンサロで抜くと、後が虚しい
いつものピンサロ、30分6500円。
早めの時間だからか、すぐに案内された。
独特のにおいが漂うフロアを、店員の兄ちゃんがペンライトで案内してくれる。
シートに座ると、一つ席を空けた向こうで先客が盛り上がっている。
1人目の嬢が来て、息子をおしぼりでテキトーに拭く。
コンドームを口で付けると、そのままフェラ。
嬢の後頭部が上下する。ゴム付きだからそんなに敏感には感じない。
でも久しぶりの女の体の感触と、メスの匂いとで俺はがっちんがちんに勃っていた。
2人目の嬢は1人目よりもけっこう年増。
でも肉付きが良くて俺好みだった。
年増は竿も玉も舐めてくれて、俺はこいつのことを一瞬好きになる(よく好きになってしまう)。
そして、たぷんたぷんのおっぱいを舐めまくる。
再び嬢がフェラ口撃を仕掛けてきた時、なんと俺としたことが、すぐに射精してしまった。
本当は時間いっぱい楽しみたかったのに、疲れてたせいか…
出会い系で主婦をゲット
残尿感のような後悔を引きずってピンサロを出ると、まだ周りは明るかった。
家に戻って万年床にダイブして、なんとなくスマホをいじくる。
前にやりっぱなしで放置してた出会い系を、久しぶりに見てみる。
なかなかいい女に会えなくて、面倒くさくてやめてたけど、なんと女から返事が来ていた!
もう誰に出したメールかも忘れてたけど、とりあえず折り返しのメールを書いて出す。
なんとすぐにまた返事が来た。相手は暇そうな主婦だった。
典型的な出会い系の人妻不倫パターンだけど、離婚前提ならしゃーないか。
なんて考えながら、メールを返す。
メール書いて出す。返事くる。またメール書いて出す。
気がつくと、夜になっていた。
時間を忘れるほど集中してたのなんて、いつ以来だったかな。
話の流れで、なんと33歳主婦と会うことになった。
胸がドキドキしていた。
中坊じゃあるまいし。さっき抜いてきたばっかなのに。
寂しい主婦は会う事を拒まない
2日後の仕事終わり、夕飯を食うことになった。
待ち合わせ場所にやってきた主婦は、スレンダーで一重まぶた、ショートカットの地味めな女だった。
居酒屋で軽く飲みながら話をした。
話したといっても、途切れ途切れの他愛のない話だ。
俺が1杯飲む間に、主婦は3杯飲んだ。
ほっぺたがほんのり赤くなり、細い目がますます細くなっていった。
彼女は酔っ払ってきたようで、だんだん笑い上戸になってきた。
悪くないな、と思った。
細身の女は趣味じゃないけど、それなりに尻は大きい。
ノースリーブの二の腕が俺の腕に当たるのが心地いい。
俺は机の下で激しく勃起していた。
この女、今日このまま犯してやりてえと、頭の中はそればっかりになった。
男も女も、セックスで救われることもある
店を出た後、どうやってホテルに連れ込もうかと考える間も無く、女の方から誘ってきた。
最初から今日はその気で来たのか、酒の勢いでそうなったのか知らんが、こんなラッキーもたまにはいいだろう。
いつもつまらん事ばっかりなんだから、お返しがあってもいい。
ホテルの部屋に入ると、そのままベッドに押し倒した。
シャツのボタンを外すのに苦労してたら、唇を思いっきり吸ってきた。
お互いにつばを流し込むようなディープキス。さっきの酒の匂いや口臭もあったが、それよりもエロさの方が勝っていた。
欲望のままに、むさぼるようなセックス。
とりあえず、相手のことは二の次で、自分が一番気持ち良くなるようなセックスだ。
小さい胸に、色の濃い乳首。俺は突きながら、それを思いっきり口に含む。
彼女のあえぎ声に、ちょっとだけ悲鳴が混じる。
俺の好きなように体位を変えて、俺の好きなように動いては休み、最後は正常位で固く抱きしめながら果てた。
彼女は俺の腰に足をからめてホールドしていた
最後の一滴まで、たっぷりの射精感を楽しんだ後、息子を抜いてゴムを取った。
彼女がニヤリとしながらつぶやく。
俺が答えると、不思議そうな顔をする。
思わず苦笑して、女から離れて大の字になり、天井を見た。
俺は生でやったことない。ずいぶん昔に付き合った彼女がゴム付きでしかさせてくれなくて、それ以来ずっとそういうセックスしかしてない。
風俗もゴム付きばっかだし。
でもこの女は結婚してるから、毎晩旦那と生でやってたんだろうな…
そう考えて彼女の顔を見ると、こっちににじり寄ってきた。
そう言って、俺の枕元に足を投げ出して座った。
薄い胸からへそにかけてのラインが、中年女とは思えないくらい綺麗に見えた。
彼女は俺の頭を、自分のふとももの上に乗せた。
膝枕なんて、いつしてもらって以来か記憶がない。
彼女が俺の頭をなでてくれた。
ゆっくりと髪の毛をなで、頬をなで、唇を指でなぞった。
俺はされるがままになっていた。すごく心地よくて、完全に心も体も預けきっていた。
なんでこんな女が俺に優しくしてくれてるんだ?
なんでこんないい女が離婚するんだ?
そう考えると、不意に涙がこぼれてきた。
いい事なんて何もないし、彼女もいないし、そんな俺の頭をなでてくれる。
こんなめちゃくちゃいい女なのに、こいつは俺の彼女でも嫁さんでもないし、離婚する不幸な女だ。
また明日も仕事だし、会社行けば総務の女どもは俺を無視するし、昼休みの飯は一人だし、もうこのままずっとセックスしていてーよ…
彼女の声が優しくて、俺はもう涙が止まらなくなった。
彼女の太ももに顔を埋め、温かくやわらかい肉の感触の中、泣きながらまた勃起していた。
(東京都/会社員/37歳)